日本アニ メ・ホビー・同人ショップ分布図2025













・K-BOOKS 20店舗(東京18店舗)



今回もHPの表記に従って、同じ建物の店舗でも階ごとに1店舗として数えています。
池袋の店舗が大幅に増え、動画サイトを扱う池袋動画館、スポーツを扱う池袋スポーツ館等、
扱うジャンルが増えています。
名古屋の店舗が17年に復活し、難波の店舗はまた1つにまとまりました。
他地域にも出店して欲しいお店の1つですね。


・TOWERanime 0店舗



2013年に誕生したタワーレコードの仕掛けるアニメグッズ専門店、
だったのですが、その後独立店舗として展開をするのを辞め、
店内店舗として運営していました。現在はそれも辞め、アニメコーナーとなっているようです。
東名阪や京都にも展開し、広がりをみせていただけに残念です。


・アソビットシティ 0店舗


ラオックスの手掛けるホビー店でした。
秋葉原から撤退をした後、ラオックスグループの業績不振に伴い九州からも撤退。
0店舗になってしまいました。


・アニメイト(Import Shop含む)139店舗
(東京13店舗、大阪10店舗、埼玉9店舗、千葉7店舗、神奈川7店舗、愛知7店舗)



前回は同じ建物内でもACOSとアニメトカフェが別表記で独立店舗として扱っていましたが、
今回は店舗内コーナーとしての扱いでしたので同店舗扱いをしています。
K-POPアイドルを扱うImport Shopがオープンしており、こちらは店舗として計算しています。
偶然店舗数が同じになっていますが、
意外や意外ACOSとアニメトカフェが店内コーナー扱いになったことを除いても、
国内店舗は随分減っています。特に東京の店舗数ですね。10店舗減少です。
その他東日本の店舗が少し減り、西日本の店舗は少し増えました。
人口対比で少ないかな?と思っていた県が西日本は多かったのでこちらは順当かなと。
前回のページを作成してすぐに発表された島根の店舗が追加され、47都道府県に出店を完了しました。
徳島店は2019年に直営店になり、全都道府県の直営店出店も達成しています。
海外は14店舗となり、約5倍に増えました。アメリカ、タイ、韓国、中国に出店があった半面、
香港からは撤退をしました。
10年前は携帯ストラップがたくさんなんて書いていましたが、
今はアクスタ・アクキー・缶バッジが 多数扱われていて、商材がどんどん変っていることが分かります。


・アニメガ×ソフマップ 9店舗



前回の「アニメガ」は今回「アニメガ×ソフマップ」として計上しています。
一番変化があったのはアニメガかもしれません。
文教堂の手掛けていたアニメガ、順調に店舗数を増やし、
前回のチェック以降も店舗の増減を繰り返していましたが、
店舗が減ってきたかな?と思っていたところで、
ソフマップに事業譲渡がなされました。このタイミングで店舗が大幅減、
現在は9店舗になっています。
最盛期に何店舗あったのかチェックをしたい気持ちはあるのですが、
かなりの数がありましたね。


・イエローサブマリン 25店舗



今回も同じ建物内にゲーム専門店とホビー専門店が隣接している場合でも、
別の店舗として扱っていれば、それぞれ1店舗として数えています。現在は千葉のみです。
10年経っても仙台には店舗は出来ませんでした。全体としても微減。
トレーディングカードバブルが起きている中での店舗数減は流れに乗れていないですね。


・ゲーマーズ 11店舗



アニメイトに事業譲渡されたゲーマーズ。
今回は実質ラブライブ!コーナーな小規模店も含めています(例、金沢ゲーマーズ)。
店舗数は11店舗と減少気味。ただブランドはしっかり維持されており、
ゲーマーズの通販商品は、全国のカードラボで受け取りが出来るようになっています。
前回のチェックでは店舗が無くなっていた静岡県ですが、
ラブライブ!の聖地である沼津に復活出店があり、
こちらも店舗が無くなっていた金沢にお店が復活したりと、
他社とは違う独自の店舗展開をしていますね。
でじこもまだまだ現在で、2022年に放映された復活アニメは感動しました。


・コスパ・ジーストア(出張店含む)18店舗



今回も同じ施設内であっても店舗名が別けて書かれている場合、それぞれ1店舗として数えています。
全体の店舗数は微減。ただこの数字は出張店の数の変化が大きいです。それとFC店が無くなりました。
次にお店が出来るのは札幌か広島かなと前回書きましたが、10年経っても出来ず。


・ソフマップ(ビックカメラアウトレット×ソフマップ・Re Collection含む)
22店舗(東京10店舗)



現在ビックカメラの完全子会社のソフマップ。
ビックカメラとの提携以降、順調に店舗を増やしていたのですが、
ここ最近はかなり縮小。東京の店舗は約半分、大阪は約3分の1に。
今回はビックカメラアウトレット×ソフマップとRe Collectionも店舗数に含みました。


・とらのあな(とらのあな出張所含む)27店舗



とらのあなは大きく業態が変化しました。
とら婚、通販、Fantiaを中心に運営する形となり、
従来と同じ形 態での出店が台湾のみ。池袋店は女性向け専門になり、
残りは同人誌委託コーナーとも言える出張所だけとなりました。
あんなに一斉にお店を閉めるとは…。
とらのあな広島店の閉店はかなりショックで、閉店の瞬間も立ち合いました。
それだけに東京書店西条店での広島店復活(ただし出張所)はかなり嬉しく、
開店当日に見に来ましたね。
現在の店舗数は、実質委託コーナーを展開したい企業がその土地にあるか?が、
反映されています。


・ボークス(天使の里・天使の窓・天使のすみか・ホビースクエア・ホビー天国・ドールポイント含む)25店舗



今回も同一施設内であっても別店舗名が付いていれば1店舗として数えています。
20年前、10年前と比べて、店舗数が減りました。関東の店舗が減ったのが大きいでしょうかね。
海外の店舗は1に。


・まんだらけ 15店舗



今回も中野店は1店舗として数えています。
最近東京での小型店の出店やインバウンドを見込んだ出店(京都店)、
既存店の拡張(コンプレックス)や、買取を中心とした店舗の出店(PUCK)と、
様々な形態の店舗を出し始めているまんだらけ、
未だに広島店が出来ないのは何故なのでしょうか^^
仙台と広島には今すぐ出来ても良いと思い続けています。


・メロンブックス(サブカル同人出張コーナー・受取館含む)
34店舗(東京9店舗)



メロンブックスがこんなに便利になるなんて!
とらのあなの実店舗がパワーダウンする中で、
全盛期のとらのあなまではいかないまでも、かなりの充実度で便利になっているメロンブックスです。
同人誌全般や成人向け単行本の充実度は、とらのあなの全盛期と同じかそれ以上、
一般向けの単行本の種類はそこまで多くないですが
(メロンブックスの特典がある本でも、入荷しない本のある店舗もあります)、
店舗の大きさを考えれば止むを得ない部分もあり、十分頑張ってくれています。
最近は資料同人誌のコーナーも充実しだして、益々利用して応援しないとな!となっています。
店舗数は順調に増え現在は34店舗。
24時間営業の夕張書店も展開しています。
今回はサブカル同人出張コーナーと受取館も含めています。
受取館は受取だけでなく商品販売も行われているので計上、
出張コーナーは悩みましたが、とらのあなの出張所と同じような規模なので、加えることにしました。
初めて24時間営業展開をしていた那覇の店舗はすぐに撤退しましたね。
また小型店のminiも運営していましたが、こちらも今はありません。
長野からは建物の都合で撤退しましたが、一度店舗が無くなった地域に再出店(例、岡山店)も続き、
全体的にはかなり好調ではないでしょうか。

 
・らしんばん 74店舗(東京18店舗)



前回の調査で大幅に店舗が増えていて驚いたらしんばん。
店舗が減った県(例、静岡県・兵庫県)はあるものの、またまた大幅に増えていました。
アニメイトと関係のない出店も多くなっています。人口の多い都市に出店が増えていますね。
K‐POPSTOREやオーディオビジュアル館など専門店の出店も増えています。
また海外にもお店を出店し始めました。この先まだまだ増えそうです。
出張所は無くなったので除外、買取センターも買取のみなので除外しています。
同一施設内でも、別店舗扱いをしていれば、それぞれ1店舗として計上しています。
東京は店舗を分けている施設が多いですね。


・明輝堂(駿河屋のブランド)2店舗



明輝堂は何と破産しました!
なので数を数えるか悩んだのですが、
駿河屋がブランドを継承してくれたので、記載をすることにしました。
駿河屋が明輝堂のブランド名を掲げて運営している店舗は現在2店舗。
大阪も名前を付けていましたが外したようです。
お店に行ってみましたが、中は駿河屋で、明輝堂らしさは無くなっていました。
破産はまさかまさかの出来事でしたが、
後々内情を聞くと、そうだったのか…なことが多数。
広島は中央書店が関東に移転し店舗運営を辞め、
明輝堂が無くなり、独自のサブカル店の強い街だったのですが、
一気にさびしくなってしまいました。


・駿河屋 89店舗
(東京13店舗、愛知10店舗、大阪9店舗、千葉7店舗)



2025年版から追加をすることにした駿河屋、
元々は静岡の古書店である太田書店と、
駿河屋のネットサイトを運営していたジーエックスが合併して出来た企業。
今年の5月まで株式会社エーツーと名乗っていました。

駿河屋としての初実店舗は高槻店で、2015年の出店です。
それから10年、あれよあれよと店舗が増え続けました。
同企業内の別ブランドの店舗を駿河屋に変更することもありましたが、大半が新規出店です。
全体数と比べると少ないですが、地域の店舗へ出店する店舗内店舗も積極的ですね。
東京や大阪等一部都府県では、池袋キャラグッズ館、秋葉原ゲーム館、高槻店トレカ館と、
細かくジャンル分けしてお店を出してもいます。
全国まんべんなく店舗は増えていますが、一体どれくらいこれから増えますかね。
今回は同企業の別ブランドであるもののフレンドリーショップ扱いの、
ブックマーケット、エーツー、エンターキング
は 含めませんでした。
また買取センターも含めていません。
明輝堂は駿河屋ブランドで出店されているので、こちらにも含めています。


ホ ビーショップタムタムホビーショップタムタム1/2・リユースホビークルクル含 む)20店舗



2025年版から 追加をすることにしたホビーショッ プタムタム。岐阜発祥のホビーショップです。
扱う商品は、ジオラマ用品、鉄道模型、ガスガン・エアガン、ラジコン、プラモデルと多数。
2004年から全国展開をするようになり、20年かけて少しずつ店舗を増やしてきました。
一店舗一店舗が大きく、どこも商材が充実している印象です。
ミニ四駆のコースやシューティングレジのある店舗も多数。
小型店は
現在一店舗ですが、ホビーショップタムタム1/2として運営しています。
今のところ全国満遍なく出店している印象です。
今回はホビーショップタムタム1/2とリユースホビークルクルも含めています。
クルクルの相模原店はタムタムと同じ建物内での営業ですが、
別店舗とされているのでそれぞれ計上しています。


・ホビーゾーン 65店舗(福岡8店舗)



2025 年版から追加をすることにしたホビーゾーン
株式会社冒険王の運営する広島が本社のホビーショップ です。
扱う商品は、プラモデル、ジグソーパズル、フィギュア等と、こちらも多数。
広島発祥のサブカルチャー・オタクショップが破産や縮小を続ける中、
ホビーゾーンはどんどん拡大をしています。
今回追加の他のホビーショップと同じく、近年店舗を多く出すようになりました。
本社のある建物に入る実質本店であろう可部店にも行ったことがありますが、
広々としてゆったり見られる店舗でオススメです。
ホビーゾーンと言えば、強く売り出している小さなジグソーパズル。
どこの店舗も目立つところに置いてあって、余程売り出したいのだなといつも思っています。
現状福岡が8店舗と一番多く展開していますね。


・ジャングル 7店舗




2025年版から追加をすることにした
ジャングル。大阪に本社のあるホ ビーショップです。
ジャングルは既製品をフィギュア等の玩具の売買がメインのお店ですね。
12年から16年の間に店舗を全国に出しています。
今後お店を増やしていくのかどうかは分かりませんが、
フィギュア等玩具売買専門のチェーン店はあるようでないので、動向が気になります。




まとめ

「企業により戦略の違いがより濃く見えて来たな」
と思いましたね。

何か気付いた点などありましたら連絡を下さい。




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10年ぶりにお店の数を調べてみました。

今回も「地図を描く!」 さんのデータを使用しています。色分け方法も同じです。

今回も全国チェーン店を対象としています。2025年8月17日時点のHP情報を参考にしています。